弁当作りはストレス解消である。


これは、うちの愚妻の話です。

長らく、私自身会社に弁当をもっていくことに抵抗感がありました。

思いつく理由としては、①重い、②同僚と食事の機会損失する、③妻の負担を増す、④昼は、会社を出て気分転換をはかりたい・・・・など。

なので、十数年間で会社に弁当を持参したのは2~3回しかありませんでした。

また、常々愚妻は、「子供が中学校通い出して毎日弁当作らないといけなくなったら大変。」

運動会等の機会に早起きして弁当を作ると、「朝から超大変・・・。」と弁当作りに対して否定的な感情ばかりを口にしており、相当弁当作るの嫌なんだろうと思い込んでました。

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ところが、数ヶ月前にテレビで、ある建設会社の、二代目女社長が、社員10人の昼の弁当を毎日作るというのを観ていていたところ、その女社長は、毎朝6時に出社して、4~50分で、その日の10人分の弁当をつくり上げるというの放送していました。

 

インタビュアーが、その女社長に、「そのモチベーションはなんですか?」ときいたところ、その女社長は、「ストレス解消です。これで、喜んで働いてもらえれば・・・。」というではありませんか!

 

正直、びっくりしました。

今まで私の中に、弁当作り=ストレスの方程式はありましたが、弁当作り=ストレス解消とは・・・。ただ、その時感じたのは、これはもしや家の愚妻にも当てはまるのでは?ということ。

 

早速、数日のうちに、鞄に収まりやすい2段式の弁当箱を購入し、「ちょっとこれから弁当持っていく事にしたから・・・。」と言うと、「自分で作るの?」との問い、「晩のおかずとか残しといてくれたら、それ詰めて持っていくから・・・。」と返事してみたところ。

 

翌日から、少し早起きした愚妻が、弁当を用意してくれていました。

正直これには、ビックリしました。

弁当作り=ストレス解消の方程式が、まさにそこに登場です。

 

作った代わりに、写真を撮って送れというのが、交換条件として提示されたので、数日送りましたが、その後何も言わなくなりました。

 

その後花粉症の発症で、朝の体調が良くないのか、他にストレス解消法を見いだしたのか不明ですが、暫く弁当作りは滞っています。